J.P.Iファッションモデル公式サイト2014
ファッションモデルとミュージック
Fashion Model and Music

Music

                   HEY BROTHER/ AVICII
                     

数年前から若くして完成度の高い音楽性で話題であったAVICIIは独学で音楽制作を学び、世界的に脚光を浴びる存在となったとのこと。
そして、出たばかりのAVICIIのニューアルバム「TRUE」の素晴らしさったらありません。
入っているどの曲も良いけれど、『HEY BROTHER
』、はおびただしく良いです。
兎に角、AVICIIの才能はご立派で御座います。


              RUN /
LEONA LOUIS  
      
 数年前、イギリスのオーディション番組『Xファクター』で優勝し、圧倒的な歌唱力で、最初のアルバム「Spirit」は、録曲全てが、シングルヒットになりえる
仕上がりであった。
数年後、SNOW PATROLのRUNをカバーして、歌った「RUN」は、素晴らしい感動的な楽曲で、ファッションショーにも随分使われました。
楽曲自体が盛り上がっていく構成になっていますが、LEONA LOUISは、欲求不満を起こさない、かゆい所に手が届くように行きとどいた完璧な歌唱です。
ガイアナ系とヨーロピアンのミックスで、歌いあげる力量と、その先で力を抜き、裏声に返す巧みさは、現代の歌唱の傾向ですが、彼女の場合は、それがとても必然的で本格的なスケールを持っています。
それは、数年後に現れる、女性歌手ADELEにも見られるものです。
素晴らしいです。
何の仕事をするにしても徹底していて、掘り下げる人は、必ず、高い水準の視線に出会います。(2012/OCT)

                  LANA DEL REY/BORN TO DIE
”死ぬ為に生まれる”、直訳ではそうなりますけれど、今までいそうでちょっといないミューズです。歌声も歌唱センスも音楽的水準もとても高い。25歳と言うけれど、その完成度は、年齢感も生き方もさっぱり限定できない素敵で、完璧に美しくて、危険で、手に負えない代物です。気だるい様な唱法と雰囲気で、美しく素晴らしいです。ヘアメイクは、1960年代そのままで、EYE HOLEに向かって引いたアイラインと上下に付けた長い付けまつげ。美しく、強く、なのに繊細で、得体が知れない。そして何より、豪華!です。惚れ込んでしまいます。賛美せずにはおれない久方ぶりに現れた美神です。PVで荘厳な寺院?で2頭のトラに挟まれて、アンティックの椅子に座し、歌う彼女の不思議な指の動き。全てが、ファッションモデルにとっては、参考になる外面と内面です。男性モデルにとっても精神性やゴージャスさにおいて、参考になります。PVには、タトウだらけの相手役の男性が、ちっとも魅力がないのが惜しまれます。
時代は、LANA DEL REY共々、ここ数年来から、特に今、すぐれた女性歌手達が出現しています。女性の存在感が顕著な時代ですね。(2012/MAR)


               GLEE /BAD ROMANCEー2
ありとあらゆるオリジナルな楽曲をカバーし、そのいずれもが、オリジナルの良さを失わず、圧倒的な歌唱力を持って、新しい息吹を吹きかける素晴らしさに感動と共感を覚えます。
日本は、音楽業界を始めとして、アメリカの若者文化が主体となっていますが、そこには年代などジェネレーション分けする価値観が両者を合流し、理解し、素晴らしい場合は賞賛しあえるような地盤は薄弱です。
GLEEが素晴らしい処は、過去と現在のものの時代感を越え、魅力的な出演者の技量と人間性で、納得させられ、共鳴させられるところです。
ファッショナブルでいながら、底流には、マイノリティに対する愛情や向き合い方を自然に示唆し、偽善のもたらす無理な説得がないことじゃないでしょうか?
BADROMANCEもレディガガの迫力と音楽性、ノリの良さ等、全く遜色無く、さんざん流行ってしまった楽曲の魅力を再認識させてくれるのです。
随分前から続いているGLEEですが、今もYOUTUBEの中では生き生き健在で、
やはり、若者は勿論の事、若い心を持った人間達への元気づけのバイブルではないでしょうか。(2014/J1NUARY)

             LADY GAGA /BAD ROMANCE
アレキサンダー・マックイーンやマドンナ専売特許のジャンポールゴルティエの衣装を纏って、または殆ど裸に近い下着で、歌い踊るレディ・ガガ。
沢山のヒット曲の中でも、BAD ROMANCEは特に良い。声が迫力があり、
先鋭的で、嫁入り前の娘がしてはいけない事をすべてやって、でも不潔じゃなくて、カッコ良い。きっと、それはファッション性が高いから、またはファッションの力を良く知っていて、周りにもそういうものを理解する人々が沢山いるから?。
まだ24歳との事であるが、ちょっと老けている。多分それは、この歌手の完成度と目指す音楽性の高さが所以であると思う。好き勝手な事をやっているようだが、サービス精神が素晴らしく、何処か冷静で、しかし熱い。
男女に好かれる体質を持っている。それは、楽曲やビデオが、一見陰湿な切り口に見えても、基本が明るい、そして、可愛い。マドンナと似ている部分がある為、出始めの頃は、良く比較されたが、別物である。しかしながら、女性のロッカーやポップス歌手が、あるゆる常識的概念の壁を気にせず、思う存分のことを出来るのは、やはりマドンナが引いた布石に負うところが多いのではないかしら?と思う。マドンナは何時も時代の中で、ジャンヌ・ダルクの様に、戦士の様に戦ってきた感じがするが、レディ・ガガには、マドンナのお陰か、その苦しさは無く、ただ破壊性だけは、見事に受け継いでいる。また、プラチナブロンドの髪は、マドンナもそうであったようにマリリンモンローを彷彿とさせる。最近、マドンナはマレーネ・デェートリッヒの様相を呈しているが、さらに完成度を高めた50歳を超えたマドンナとしては、正しい進路であると思う。いずれにしても、レディ・ガガもマドンナもファッションモデルにとって、今とこれからを生きる上での心の力となる要素を持っている。(2009/FEB/2)


               MAKSIM     マクシム
クロアチア人の破天荒な男性ピアニストであるマキシム。度々、日本でコンサートをやっている様ですが、バリバリのクラシックでありながら、様々な楽曲を思いのままにアレンジして、超人的なピアノを奏でる人。2005年の9月に出したこのアルバムも聞いていると気が狂いそうな演奏から、その腕前にうっとりとする曲、そして、たまらなく哀しい、ホロコーストを背景にかんじてしまう「ハナの瞳」。ユダヤ人の女性に[ハナ〕の名前は良く聞きますが、HANNAと書きます。数年前にたまたまHANNAと言うユダヤ系アメリカ人の女性歌手と仕事をしましたが、瞳がエリザベス・テイラーの様に美しく、その目で見つめられると、気恥ずかしく、思わず目をそらしたく成る程でした。ユダヤの女性には、何種類かのタイプの顔がありますが、黒髪系の人は、目が美しい人が多い。ゲシュタポに引き立てられ、汽車に乗せられた史実の映画で、疲れた美しい瞳をした人を見たけれど、〔ハナの瞳〕はそんな事を想起させる美しく、切ない曲です。また併せて、ヘンデルのSARABAND等も圧巻です。(2008/JAN)

    JAMES BLUNT GOOD BYE MY LOVER
とても変わった声のシンガーです。この人は相当古くから歌っている人らしいのですが、ロッカーの様であり、フォークソングシンガーである様な人です。
MOVIEの欄でも書いたのですけれど、何気なく3ヶ月程前に、BROKE BACK
MOUNTAIN”と言う映画を見て、強い衝撃と感銘を受けて、YOU TUBEでサイトを検索したら、この歌声が出てきた。決して健康的でもない、アクティブでも暴力的でもない、どちらかと言うと”風采の上がらない少々病的で神経質で繊細な声と唱法。しかし、聞けば聞くほど、耳と心に残って捉えられて離れない。また、BROKEBACKMOUNTAIN のヒュー・レジャースの泣き顔の映像とダブって、
”GOODBAYE MY LOVER,GOODBYE MY FRIEND YOU HAVE BEEN THE ONE FOR ME"と言う歌詞が流れると、愛と言うものの悲しさ、素晴らしさ、取り返しのつかない特異性と比べられない単一性を思って感涙に咽びそうである。そうして、ブロークバック・マウンテインの映像と共に、作り物の映画とは思えない実存感がJAMES BLUNT の歌唱によって何とも言えない暗示性に包まれる。驚いてしまったことは、この曲に出会った2ヶ月後、ちょうど一月ほど前に、主演のヒューレジャースが急逝してしまった事。彼の滅多に現れないジェームス・ディーンばりの個性と才能・演技力。素晴らしい俳優であった魅力に溢れた彼の内気で純粋な表情に
”GOODBAYE MY LOVER,GOODBYE MY FRIEND YOU HAVE BEEN THE ONE FOR ME"〔
さようなら私の恋人、さようなら私の友達、貴方は私にとってずっとかけがえの無い人だった〕
JAMES BLUNTの放心した様な声が重なる。珠玉の名曲であると思うのです。
  ENIGMA
エニグマの新譜が出ました。
ずっと待っていて、CDショップに行くたびに、探すのは
いつもENIGMAとVANGELIS,そしてMICHAEL NYMANです。
KLAUS SCHULZEやASH RA TEMPELも見逃せませんが、
メジャーな人気に支えれれるだけある、前記3者は大物です。
それぞれのアーティストが中々、新譜を出さず、
出すと毎回、素晴らしいのです。
殊にENIGMAは、収録している全ての曲が素晴らしい場合が多く、
感心させられます。
大体、新譜と言うものは、行けそうな曲がトップとエンドにあって、
後は、もう一曲くらい良いのがあって、というのが、
常套手段ですが、ENIGMAは違うのです。
およそ3年待ってのENIGMA6作目の新譜は、
「ア・ポウステリオーリ/A POSTERIORI}」と言います。
久しぶりに聞くENIGMAは、相変わらず、
昔通りの楽曲のようでありながらも、
何だか新しいのです。
やっぱり素晴らしいENIGMAQ聞いてみて下さい。
それにしても、ドイツ人は、どうして、こんなに優れた音楽を
作る人が多いのしら?
そして、思う事は、モデルもアーティストも俳優もそうだけれど、
顔を出す度に、唸らせるものが無ければいけないと、そう思います。
そういった意味で、身長が低いながらも頑張っている
ケイト・モスは偉いですね。
あらゆるメゾンの広告に顔を出しながら、
全てイメージが重複することなく、新しい感じを出し、
驚きと、「なかなかだなぁ」と言う感慨をを与えてくれます。
(2006/OCT)

  KLAUS SHULTZE     クラウス・シュルツ
ジャズはアメリカのものであるが、それがヨーロッパに入り、環境変化を受けると目くるめくような複雑な音楽となる。フランスにはいるとちょっと危険に、そして、ドイツに入ると、哲学的になるような気がする。クラウスシュルツは、沢山のアルバムを出しているが、ASHRA TEMPELEと言うバンドと共に、買って後悔する事は、まず殆どない。是非とも、お試しあれ。ちなみに我々の友人で、やはり音楽に明るい新保さん(モデルの太郎君の友人でもある)と言う人が、東京タワーの蝋人形館の隣で、こういったCDばかりを扱ったお店で働いている。J.P.Iのマネージャーの名前で、その店、お訪ねあれ!

      GOTAN PROJECT   ゴタン・プロジェクト
アルゼンチンタンゴを主体として、新しい音楽性を打ち出したゴタン・プロジェクトは、パリコレやミラノコレクションで、沢山のデザイナーのショーに使われています。
タンゴがただタンゴではない。ちょうど、下記した若いクラシックの音楽家達が、クラシック畑でありながら、ただ安穏とクラシックの歴史の上に胡坐をかいていないのと同じく、ゴタン・プロジェクトは、何とも新しく優れた音楽性を持ったグループで、どのアルバムを買っても後悔はしないものを持っています。アルゼンチンタンゴの切なさや卑猥さ、セクシーさをそのままに、とてもひねくってあるのです。ひねくってあると言う表現は、本当の所正しくなく、とてもカッコ良く、引きづり込まれるのです。                            2005/OCTOBER更新


         VERONICA GUERIN   シドニー・オコーナー
ベテラン英国女性歌手シドニー・オコーナーが素晴らしいアルバムです。映画女優のケイト・ブランシェット主演の同名映画(ベロニカ・ゲリン)の最後にこの曲が流れると全身に何かが騒ぎ出します。それも静かに、ある怒りをもって。シドニー・オコーナーの静かでありながら、迫力ある歌唱に魅了されます。自分の足で、自己の信念で生き、抹殺されていく主人公の生きかたが反映されて、強い共感を迫る素晴らしい歌唱です。また、最後に少年のボーカルが入ります。この映画の監督が、たまたま、路上で生活の為に歌っていた少年の歌を聞き、それが忘れられなくなり、自国に帰った後、再び、その少年を探しに英国の町を訪れ、やっとの事で発見して、録音に持ち込んだと言う曲で、〔BAD NEWS〕と言う曲です。数十歳も離れているであろうシドニー・オコーナーとこの少年の年齢。しかし、真実をもって生きてきているこの二人には、ある共通するものがあり、聞き入ってしまいます。この映画の監督ではありませんが、この2曲を聞くと、ベッドに就いた後も、楽曲が頭の中に反復され、強い覚醒にさらされます。

     EARTH SONG    シークレット・ガーデン
北欧の男女2名の音楽家の演奏と、どういう繋がりなのか、説明書を読んでいないので、分かりませんが、素敵な演奏やボーカルで、やはり癒される曲が一杯です。〔癒し〕と言っても、当たり障りの無い、睡魔の手助けの様な楽曲ではなく、皆個性のある、ある種、感動的なボーカル等もいろいろ入っています。1,2年前に15才の少女が歌ってヒットしたRAISE ME UPは、とても15歳とは思えない歌唱力と大人っぽい説得力で、日本のティーン・エイジャー歌手の程度の酷さに辟易していた大人の我々の溜飲を下げましたが、SEACRET GARDENにも、今度は男性のボーカルで入っています。前述した少女のそれよりも、若干清純風です。また、ラッセル・ワトソンの曲や、もう一人男性ボーカルがあって、このCDも演奏からボーカルまで、最初から最後まで、”結構なお手並み”と言う感じで、買って損はありません。

    A LETTER TO TRUE   ブルース・ウェーバー
2005年9月から一月程、青山の紀伊国屋跡地に特設展覧会場を造って、開催した〔ブルース・ウェーバー〕の殆どモノクロによる写真展は、とても素晴らしく、
多くの写真ファンを喜ばしてくれました。ボーグ等のファッションカメラマンとして、また、男性を特に美しく撮る写真家として名を馳せたブルース・ウェーバーですが、今回の写真展は、ご本人の愛犬への手紙を主題にした展覧会でした。
そして、そこで購入したのが、ブルース・ウェーバーによってセレクトされた音楽がCD2枚のカップリングになったA LETTER TO TRUEです。
音楽も写真同様、全てモノクロのイメージで、自然と、柑橘系のオーディコロンや
オーガンジーの服、そして洗いざらしのジーンズや木綿の服を想起させる楽曲で占められています。9.11のテロ事件以来、荒廃し、不安にかられた心理を、愛する犬達を撫で、抱きしめる様に、暖かく優しい楽曲ばかり。
こんなCDには、なかなかお目にかかれません。全て古い楽曲ですが、本当に全て洒落ているのです。ただレトロに終わっていないところが、不ルース・ウェーバーは、やはりセンスが良いんだなぁ!と感心させられるのです。一生懸命仕事をして、そして疲れたら、大人っぽく、ウィスキーでも飲んで、一生懸命聞くのではなく、部屋中にゆったりと流していたい、そんな
CDで、大のお薦めです。でも、展覧会が終わった今、もしかしたら、もう買えないかも知れないけれど、、、。


     IL DIVO      イル ディーヴォ
下に記したAMICIと同じ様に、クラシック畑の男性4名によるグループ。女性の歌姫をDIVAと言うけれど、DIVOはその男性版と言うことでしょうか。
とてもクラシックなのに、クラシック臭さが無く、何とも気持の良い、大コーラス。
イタリアのグループですから当然ですが、殆どがイタリア語の楽曲。その中で、たった一つ英語で歌うMAMAがとても素晴らしい。また、珍しく、最初の楽曲から最後まで、全て素晴らしい歌唱という珍しいアルバムです。


     AMICI FOREVER         ジ・オペラ・バンド
クラシックの男性歌手3名・女性歌手2名の5名によるグループ[アミーチ]。
クラシックというカテゴリーに拘らずに新しい音楽性で取り組む人々が出てきて久しいが、この人達もそんなグループの一つ。楽曲の歌い方が、クラッシック臭くない。それでいて本格的。このCDのトップに収録されている[PLAYER IN THE
NIGHT}]は、殊に素晴らしく、どんどん盛り上がっていく歌唱の迫力に圧倒させられる。この曲をかけるとモデルさんが神々しく見え、また、通常では出さない感情表現をし始めたりする乗せてくれる楽曲です。
勿論バラードでありながら、ロックにも負けない興奮度。以前、久米博が司会をしていたニュース番組[ニュース・ステーション]のオープニングテーマ曲として、サラブライトマンの同曲が流れていましたが、また、全然違う感じで、今とても気に入っています。                                            [2004/SEPTEMBER]

さらにAMICIの新譜が2005年9月に出ました。前述したものよりも、さらに高度なコンビネーションになっている様に思います。


    YANNI LIVE AT THE ACROPORIS ヤニー
ヴァンゲリスや天下のマリアカラスと同じくギリシャ出身のヤニーは、何時も忘れた頃に名曲を出すミュージシャン。このアルバムの6曲目、
[ONE MAN'S DREAM]は、美しく、感動的で、涙なくして聞けないもの。
ヤニーは様々なタイプの楽曲を手がけるので、一言に、彼の作風を語るのは、難しいけれど、シンセサイザーを使う人の中でも、特に素晴らしいミュージシャンの一人であると私は思うのです。



    CARMINA BURANA          カール・オルフ
       
指揮 ZUBIN MEHTA/THE LONDON PHILHARMONIC
バレー、その他表現芸術に手を染める人々が、一度は、その創作にのめり込む時に触れる曲、それが、カール・オルフ作曲の[カルミナ・ブラーナ]と、ストラビンスキーの[春の祭典]。殊に[カルミナブラーナ]は、楽曲の派手さと盛り上がりの凄さで、創作意欲や心の中の芸術性をいやが上にも刺激します。
ズビンメータの指揮の他に、ありとあらゆる人が、指揮をしていますので、誰でも大丈夫。楽曲にそれだけのインパクトがあるから、、。
        
 [2004/AUGUST]


    MARIA CALLAS          マリア・カラス
オペラ歌手ファンなら、誰でも知らない人がいないマリア・カラス。
沢山のCDが今改めて彼女の価値再認識とばかりに店頭に並んでいます。
優れた歌手は沢山いるけれども、彼女の楽曲の訴えることに対しての向かう姿勢と感情表現、今にも事切れてしまうのではないかと思わせられる限界ぎりぎりの琴線に響くソプラノは、やはり他の追随を許しません。
ギリシャ人として生まれた彼女は、天性の才能に恵まれながら、
オペラ歌手として、最初の頃は、大変に太っていて、決して美しいとは言えない容姿でした。そんな彼女がギリシャの船舶王オナシス氏との出会いから、驚異的なダイエットをし、容姿・実力共、カリスマに相応しい存在となったのでした。
ダイエットの為に、一説、真実か否か疑問ですが、回虫を飲み、腸に寄生させ、痩せたという恐い話もあります。
素晴らしい芸術家がえてして辿る運命と言うものでしょうか、悲しいかな愛するオナシス氏をJ.Fケネディの未亡人ジャクリーンに奪われ、人生の大半を芸術の場以外では、殆ど不幸であったとのことです。
そんな彼女の人生の一端を覗かせる曲に「LA MANMA MORTA」があります。
映画「フィラデルフィア」でエイズに冒されたトムハンクスが、悲しみの中で、彼女のこの曲を掛け、号泣するシーンがありますが、その凄まじい歌唱に映画の主人公の内面がオーバーラップして、肉体と感情の破滅が増幅させられます。
何の曲ででも結構ですので、是非、一枚は、持っていたいモデルの必需品と言うのはオーバーでしょうか。
                                                                         [2004/AUGUST}]



       KU-KAI           
喜太郎
久しぶり喜太郎さんの新譜です。20年程前、久保田一竹さんとのお仕事で、作曲をしてもらう事になり、お目にかかりましたが、純粋で、汚れの無い芸術家としての喜太郎さんの人柄に強く引かれたものです。そのころ、NHKのシルクロードの作曲をした後でしたが、今回の「KU-KAI」は、その頃の喜太郎さんを彷彿とさせます。「聖なる旅」と副題が付くこのCDは、静かに心の深遠をたどる旅を聞くものに与えてくれます。〔2004/FEB.〕


       UNIVERSE「素敵な宇宙船ー地球号」
イマージュと同じように、リラクゼーションの楽曲が、いろいろな音楽家によって環境問題をテーマにして作られたCDです。でも、退屈でも、眠くもならない、素敵な楽曲ばかり。1曲目から順に引き込まれます。〔2004/JAN〕


       IMAGE4             
リラクゼーション・シリーズのイマージュは、何時もそこそこ曲が入っていて、買って損はありませんが、IMAGE4は、内容的に高質だと思います。特に3曲目に入っている韓国人のイム・ヒョンジュの「サリーガーデン」は、美しく、今までの韓国音楽の凄さやインパクトの強さが全く無く、新鮮で素敵です。〔2004/JAN]


       HAREM           
 
サラ・ブライトマン
世界で最も美しい声と言われて来たサラ・ブライトマンが、最も強いの冠詞を受けての新作。セクシーで、ノーマルでクレージー、正統派で前衛的。正に、J.P.I 好みのイギリス出身の歌手。このサイトも全然更新せずに恐縮していましたが、それは、圧倒されるアルバムが後述のヴァネッサ・メイのアルバム位しかなかったから。とにかくスタンダードな曲も、まるで新曲も入っていますけれど、どれも退屈させない力は素晴らしいの一言。相変わらず過激なファッションも、独特な生き方を感じさせて、結構でした。とにかく、昨今は、女性の方がすごい人が多いみたい。


  
     ANCEM          ヴァンゲリス
今更、KOREAN-JAPANのFIFA WORLD CUPを話題にしたら笑われそうですが、リラクゼーションアルバムでお馴染みの[IMAGE]に「IMAGE3」が出て、そのトップにこの曲が入っています。太鼓で世界的に有名な日本の鼓道と韓国の太鼓サムルノリが入っていながら、泥臭かったり、アジア的過ぎたりしないところは、やはり、ヴァンゲリスの凄さで、大オーケストラの迫力は、完璧と言う以外無い満足感と陶酔感。今更、ワールドカップを忘れて、感動します。

 
Music

STEVEN PRICE/GRAVITY
2013年に封切られ、2014年初頭、日本で封切られた
『映画『GRAVITY』のエンディングに流れる感動的な
エンディングテーマ。
胸を打つ衝撃的な音楽にスケールある女性ハミングが
けん引して、一度聞いただけで忘れ難いインパクトを持つ、壮大、
ドラマチックで美しい楽曲。
CG主流の現代の映画の申し子の様に、どの様に作られたのか
頭をひねってしまう凄い映画ですが、宇宙空間を感じさせるだけではない
映画の品格をさらに高め、視覚に無限なイメージと言う
魂の語りを添える力を持つ本当に良い曲。
何時の日にか、宇宙が如何様に出来ているのかが
判明する時代が来るのかもしれませんが、
地球に帰還して行く時と最後にかかる『GRAVITY』は、また、
宇宙の彼方に引き戻され、無重力の中を
遥か得体の知れない宇宙空間に,未知の解明を追って、
飛び去っていくような感じもします。
何だか2014年のアカデミー賞音楽賞の呼び声の第一番候補だとか。
(2014年2月24日)



             KATY PERRY/THE ONE THAT GOT AWAY
「HOT N COLD」などの明るいヒット曲に続き、「THE ONE THAT GOT WAY 」は、胸熱くなるセンチメンタリズムに溢れた曲です。歌唱も素晴らしく、ただ明るい乗りの良さだけのシンガーでないことを見せてくれます。ファッションは、やはり1960〜80年くらいのモード。どうして、周期的にその時代が魅力的なんでしょうか?それは、明るいけれど、しっとりしていて、強いけれど弱い女性像と、少々作りこんだメイクとファッションの完成度が高いからなのだと思います。クチュール的な高級感にも耐えるのに、とてもストリートに会う。ファッション性が高いのは、LANAやGAGAやBYONCE等もみな同じですが、女優共々、海外のブランドファッションは、有名人にけん引されて、育ち、アピールしてきたのですけれど、その始まりも、やはり60〜80年代が、もっとも元気に冒険的に息づいていたんですね。

            ADELE/SOMEONE LIKE YOU
ファッション性は強いとは言えませんが、やはり歌手のADELE(アデル)は、
飛びぬけてすぐれたシンガーです。その歌唱力の凄まじさ、卓越した音楽的素養にはびっくりします。何やら2012年のグラミー賞の最優秀賞であったとのことですが、”そうでしょうね!!”と言う感じです。本物の大人の鑑賞に堪える本物の歌手や役者が海外は主流となっていますね。なんだか、ファッションモデルのサイトでありながら、シンガー等の事ばかり書いていますが、ファッションもアートも音楽も演劇・映画も全て、相関関係があって、世の中を動かせているのです。いろいろな事に惹かれ、興味を抱き、確かな美意識や感覚・知性を養うことは、
現代のファッションモデルにとって非常に大事な事だと思います。



リンキンパーク(LINKINPARK)のIRIDESCENT
素晴らしいです。
胸が熱くなって、目頭が熱くなります。
Iridescentの前の曲で、キング牧師の演説が聞こえてきますが、
素晴らしい構成です。
何と半年前から聞いていて、今なお、素晴らしいと思うのです。(2011nov)


ALEXANDER RYBAK /FAIRLYTAIL
以前に天才的な少年歌手DECLAN GALBREITH(曲名WHY)
にかんして、驚異の才能に圧倒されたことを書きましたが、
続いて、下記したADAM LAMBERTもびっくりでした。
そして、またまた凄い人を発見しました。
清潔で、今時珍しい。、老若男女誰にでも愛される歌手であり、作曲家。
名前は、英語読みで、アレキサンダー・リーバック?
実際は、アレクサンドル・ライバックと言う名の23歳の男性とも
少年とも言える歌手です。
バイオリストでクラシック出身でありながら、ロシアやノルウェイ・
ハンガリア等の民族的な音楽を感じさせる楽曲を歌います。
ノルウェイ在住のロシア人らしいのですが、
顔は、何処となく東洋的な匂いもする様な
大変魅力的でまたとても好感が持てる男性歌手です。
また、この人が作曲して歌った歌、
FAILYTAIL(妖精)と言う歌がとても素晴らしいのです。
昔、何処かで耳にした様ななじみ深い音階。
もしかしたらこんな音階が最も人間が希望に溢れ、
優しく穏やかで生き生き出来る音楽かもしれないと思わされます。
そして、こんな青年がもっとも美しい人間像かも知れないと
思わされるのです。YOUTUBEで見れます。CDは、
未だ日本に入って来ていません。
前述したDECLAN GALBREITHのCDも何年もたって、
それも子供時代のCDが2年程前に入ってきましたから、
ALEXANDER RYBACのCDも大分経たないと入ってこないと思います。
米国のものは、直ぐ入ってきますけれど、
ヨーロッパのものは英国を除いて、
日本人受けが良くない場合が多いのか
とても遅くなる事が多々あります。
(2009/MARCH/11)


 EVERNESCENCE /LACRYMOSA(FROMVOPEN THE DOOR)
随分と以前から、有名な女性ロックシンガーをメインにしたグループEVERNESCENCE.このアルバムOPEN THE DOORの中でも、LACRYMOSAは珠玉の名曲・名唱です。高貴で猥雑、華麗で過激。他の女性ロッカーにはない、謂わば、洋服で言えば、オードクチュール。アレキサンダー・マックイーンの服の様にハープシコードが乱打して演奏される様な、ヘンデルのサラバンドの様な、素晴らしさ。日本には入って来ていないようですけれど、アメリカか英国かののテレビ番組「TUDOR」の中で、使われていることから、この曲を知りました。
「TUDOR」
は英国王室の爛れ、腐敗した世界を美学一杯で描いていますが、その猥褻さや悪の匂いの強さゆえ、魅力的ですが、日本の子供っぽい指向性には、多分受けないのかも知れず、放映はされていないようです。兎に角、ボーカルのエミー・リーは、本当に力がある歌い手です。

2010/JANUARY/20


         NICKELBACK /GOTTA SOMEBADY
モデルさんの中には、様々な才能を持った人がいます。
TAROの様に絵を描く人。SHURIちゃんの様に洋服を作る人。
プロ並みの腕前とレシピでケーキを焼くSHIMIZU君の様な人。
YUUJINは、優れた感性と音楽への優れた聴覚を持っています。
新しく、優れた音楽、特にロック系が多いですけれど、
教えてくれ、プレゼントしてくれます。
そんな中に、この
NICKELBA
CKのCDもありました。
NICKELBACKは何時も大体、ジーンズに黒いTシャツを着ていて、
4人グループですが、殆どお洒落をしていません。
でも、彼らの音楽は、とても力強くて、セクシーで、飾らない。
迫力がありながらお洒落です。
聞いていると心と体が浮き上がって来て、そして、野性的なのに、その音楽的構成の綿密・緻密・高度さに、つくづく感心!
この人たちは、どんな風にして、音楽を作って行くのかしら?
仕事柄いろいろな音楽を聴きますけれど、
最近のロックグループの中で、ダントツに素敵と思っています。
やはり、男性モデルであるYUUJINの受け売りですけれど、
それでもCOLDPLAY
MELLE、BON JOVI, BONO等々、
魅力的で、素晴らしいロッカーが一杯いますね。

NICKELBA
CKの色っぽいギターとボーカルは、
YOUTUBEで沢山配信されています。

2010/JANUARY/30


ADAM LAMBERT /TIME FO MIRACLEH(FROM 2012))
20世紀末には沢山作られた地球壊滅映画でしたが、
久方ぶりに
堪らなく面白かった映画「2012」のテーマ曲。
そして久方ぶりに圧倒的な歌唱で歌うアダム・ランバートと言う歌手。
何処までも盛り上げていく、歌唱法と共に、楽曲も
これでもかこれでもかの小気味よさ。
退屈・平板なリフレイン構成ではありません。
アダム・ランバートと言う人も、世界的になった、スーザンボイルで
有名なアマチュア歌手コンテストで世間に出て、この主題曲を
歌うことになったらしいですが、本当に力のある歌手です。
ご本人はユニセックスで、厚化粧で、同性のボーイフレンドと手をつないで、
ウキウキ何処にでも出てくる奔放さで、可愛くもあり、
アーディストは、何にも縛られず、
体制や古い観念を打破しなくてならない!
自由でなくてはならない!を地で行く人。
でも本当に素晴らしい歌唱力の歌手です。
(2010/JAN)



         AYAKA HIRAHARA NOCTURN/ノクターン
                                  
 [カンパニュラの恋」

緒方拳さんが亡くなりました。素晴らしい男優であり、こだわりや審美眼の強い玄人筋にも、セクシーな役者さんであったから怖いもの見たさの、ファン心理の人々の感性に響いた役者さん。そんな、緒方拳さんが、齢70歳余にして、癌に犯された体で、最後に演じた倉本聡作のテレビドラマ「風のガーデン」。収録後、数日で、亡くなったと聞きます。晩秋の茶の間で、この番組を見ているとリアリティのある役者さんの演技と演出家の采配に感動しながら、エンドタイトルを見ていると、この曲、平原綾香の「ノクターン」が、流れてきます。過去に悲しい音楽は「山ほど聴いたけれど、こんなに静かに、堪らなく悲しい曲は久しぶりです。AYAKAの堪らない歌唱力に相まって、この番組の主人公の中井貴一が、医師で癌患者であり、その父親を演じる緒方拳が、最後の演技をこの作品に賭けた癌患者。”時間が無い!時間が無い!”と言っているかのように、静かなこの楽曲は、寂しい焦燥感をあおります。若い日本人の優れた歌手は、昔も沢山いたけれど、こんなに情感豊かに、責任をとりながら、誤魔化さず、胸一杯に、偽善的でなく、感動の押し売りでなく歌った人は、やはり珍しい、稀有な歌手ではないでしょうか?兎に角、惚れ惚れ、毎日聞きたくなるのです。後腐れの無い悲劇に身を投げ出したくなるのです。聞き終わった後、不思議に情感ひょう依はありません。一緒に不幸にならない処が、通俗的でなく、高級です。兎に角素晴らしい歌唱です。原曲は、ショパンの「ノクターン」。著名な楽曲に詩を付け、歌われることは、何ら珍しいことではないのに、その完成度、現代性、リアリティが、他に見られなかったかのように、今まで無かったかのような感慨と深く感銘を受ける。                                           2008/NOVEMBER/20

     ENIGMA SEVEN LIVES
何時も通りのエニグマである様でいて新しく、ボーカルはさらに過激で先鋭的でありながら洗練されていて、野蛮さ・軽薄さはなく、品格さえ感じられます。2年ぶりのENIGMAの新譜は、エスニックな味わいの、素敵な楽曲が,詰まった仕上がりです。ただただ、その音楽性とセンス、中途半端ではない、新しい物を作る徹底した思念と情感に尊敬すら抱きます。何かを作り出す仕事と、それに関わる人々は、やはり、”これではいけない!もっと!もっと!高みに、深みに、向かっていく思念を持ち続けなければいけない!新しいものを作り、壊し、惰性に流れることが無いように頑張り続けないと、真の創造性は、早い速度で失われてしまうのだと、思わされます。とても素敵な期待通りのENIGUMAの新譜。買って後悔の無いCDです。                                    2008/OCTOBER


         LEONA LEWIS SPIRIT
著作権の事がありますので、レコードジャケットを載せることは、控えましたが、ロングヘアが豪華で大変に美しい女性で19歳とか。ビデオクリップを見てみるとレコードジャケットの白人の美しさとはまたちょっと違う、黒人かヒスパニックの血が流れているような感じの人です。セリーヌ・ディオンやマライア・キャリー、等、歌唱力のある、声量に溢れた飛びぬけて優れた女性歌手は、大人には何人か見られますけれど、ビョンセよりももっと若くて、レオナ・ルイスはパワフルでありながら、都会性も持ち合わせたとても素晴らしい女性歌手。このSPIRITと言うアルバムの中はどの曲も良くて、日本の同年代の歌い手たちとは、全く違う本格派。歌唱の中に誤魔化しや幼稚さはまったくありません。それでいて、とても若い素敵さにみなぎっています。2008年4月のCD屋さんの店頭は、彼女の顔が並んでいました。

      SARA BRIGHTMAN 神々のシンフォニー
お馴染みのサラ-ブライトマンの新譜です。前の"HARLEM"と言うアルバムから5年ぶりのアルバムだそうですけれど、そんな風には全く思えない、2年ぶり位に思えてしまうのは、一度新譜を出すと強烈なインパクトで、長期に亘って、印象に残り、古く成り憎いせいであると思います。それだけ本当に優れているし、ジャンルを問わず、どれも一等賞の歌唱とバックサウンド、そして他者とのコラボレーションの妙味・音楽的センスの素晴らしさに溢れています。この新譜は、中世の黒い伝説を思わせるジャケットにエキセントリックで、ダイナミックな衣装を纏った美しいサラ・ブライトマンの姿が配され、楽曲の始まりは、本当にこれからどんな風になっていくのかしら?と言う期待感を持たされて、一気に興奮の坩堝に入って行かされます。素晴らしいドラマチックなコーラスと、その後に、天使の様な、カマトト風とも言える美声のサラ・ブライトマンの声が何時もの様に聞こえてきます。何時も通りであって、何時も通りでないのが、やはりサラ・ブライトマンの凄い処。
天使調からロック調、なじみ深いポピュラー風から、圧巻のクラシックのアリア調。そのどれもが、他の歌手の様にジャンルを超えると無理が感じられたりしない、異常ぶり。やはりサラ・ブライトマンは一種の宗教です。この真似は、他のどんな歌手も出来ないカリスマ性を持っているのです。買って決して損しない、安全性が高く、そして危険で、スンバラシイCDなのでした。  〔2008年5月15日購入〕

   PETER GABRIEL 最後の誘惑
今から20年近く前、この音楽に心奪われ、ミラノやパリでもスターモデルであった男女の売れっ子モデルにマクベスを演じてもらった時にこの曲を使った。エキサイティングで、感情の平静を掻き破る様な音調で音楽的に高水準な
この楽曲は、もう日本では廃盤で手に入らない。そして何時の日にか手元からも見失い、たまたまテレビの放映でこの題名の映画が放送され、CD屋さんに飛んで行った。外国版にはあるとの事で、輸入を依頼し、やっと手元に入ったその楽曲はやはり圧倒的な素晴らしさ。キリストの受難を描いた映画は、数年前にメル・ギブソンが監督制作したPASSIONがあるが、やはり人間キリストの苦悩を描いたこの「最後の誘惑」は、映画のリアリティと主役俳優の素晴らしい演技と共に、その背後を激しく悲しく切なく盛り上げるピーター・ガブリエルのテーマミュージックが強い衝撃で胸に残るのであった。聞いていく内に、最近少々喪失気味のクリエーティビティが20年前の息吹で蘇ってきたように思え、これから久しぶりにまた頑張ろうと気持ちを新たにしたところである。                  
 〔2008年5月20日 GET!〕

                RITES          ヤン・ガルバレク
1970年代の音楽ですが、今から、5年前に新たなアルバムとして出たジャズのアルバムです。ジャズ嫌いの人が聞いても思わず虜になってしまう切迫感とセクシーさ、危険感、今、聞いても全く古くなく、むしろ新しい。2.3年前、グラディエーターと言う映画でラッセル・クロウがアカデミー賞を取りましたけれど、その前の年、アルパチーノと競演した映画で、太った初老の学者を演じ、やはり素晴らしい演技でアカデミー賞の候補となった映画のラストシーンでこのアルバムの曲が流れてきます。もちろん全編に流れるですが、遣るかたない喪失感と見えない将来、かすかに見える希望をこの曲が語りつくします。本当に良いアルバム。
余談ですが、この頃素晴らしかったラッセル・クロウ、何故か、最近パッとしません。やはり、「人が、自分の力で、シャカ力で突っ走れるのは、3年」と言うのは、あたっているかも知れません。後は、他者との出会いがなければ、新しい発想は、浮かばないし、新たな道も開かれないと言うのは正しいかも知れません。人は好い気になってはいけないですね。今、コリン・ファーレルと言う役者が面白いと思います。貴方は、どう思いますか?
(2008/MAY)


     DECLAN GALBREITH/ TELL ME WHY
とんでもない素晴らしい人を発見してしまいました。
その人は歌手ですが、ただの歌手ではありません。
ロックからクラシックレベルの歌も歌える素晴らしい
声量と表現力を持っています。
その才能の無限さに圧倒され、感動します。
その人の歌の中で、ほぼデビュー曲と言える

「TELL ME WHY」
と言う曲があります。
揺さぶられる歌唱力に涙と感動を覚えずにはおれません。
その人の名は、DECLAN GALBRAITHと言います。
やたらに勿体ぶっているのは、それだけ凄い価値があるからです。
その人は、現在は10代の中盤の様ですが、
この曲を歌った時は、10歳だったのです。
歌唱の何処にも、幼年者であるという甘えが微塵もありません。
いい気になった傲慢さも全く無く、
ただ美しい声と社会の矛盾に対するプロテストの気持ち一杯にシャウトします。
人間ってなんて素晴らしい素質をそれぞれに持っているのでしょう!
自分に対する甘え、社会や環境に対する不遜な考え、
そんなものを脱皮して、自分の仕事ややる事に
一生懸命になったら、人間って言うものの偉大さに
本当に出会えるのだと痛感するのです。
人間の価値は、年齢でも立場でも境遇でもないと

久しぶりに目からウロコの刺激でした。


 RUSSEL WATSON ラッセル・ワトソン               
        [ THE VOICE2] 、この中の「星は光りぬ」は圧巻!
 クラシック畑出身でないアーティストによる、クラシック音楽のCDが沢山出ていますが、何となく何度も聞いていると欲求不満になったりするものが多いような気がします。
折角、クラシックの枠を出た所で自由に楽曲の心を歌える立場にいながら、やがては、いかにクラッシク歌手に近い力を持っているかを見せている様で、段々、アヴァンギャルドな魅力が失せてしまうのが残念です。
そんな中で、ラッセル・ワトソンは、大らかで、感性の襞もあり、素敵だと思います。カメレオンの様に、楽曲によって変容する声と歌唱方法は、とても器用で、でも器用貧乏ではない、生意気ですが、そんな風に思います。買って損はない一枚。


    
CLASSIC 2002   A UNIVERSALMUSIC COMPANY
CD名通り、殆どクラシックの楽曲ですが、型にはまっていながらも、今更ながら、凄いマリアカラスやパブロッティ。全く新しく若いアーティストによるもの。中に、ボンドの「ヴィヴァ!」、「ヴィクトリー」は、激しくて、煽られて、なかなか結構。
ハンス・ジマーの「ついに自由に」、これは、昨年の映画「グラディエーター」の中の挿入歌のリズムを加えたヴァージョンで、なかなか胸が熱くなります。他にもいろいろ良いものが入っています。


       
A THOUSAND OF SUMMER   TIM JANIS
 
今時、こんなに気持ちよく、壮大で、ハリウッドで、感動と元気と勇気を喚起してくれるアーティストも少ないんじゃないでしょうか?
人生の道連れとして、買っておいてよいアーティストだと思います。
去年出したCDはまた、とても良い物でした。


     LITTLE SCOTISH FANTASY     VANESSA MAE
今、聞いているどんな曲よりも気に入っている楽曲と演奏です。
バネッサ・メイは、東洋系のイギリス人のようですが、彼女の演奏するバイオリンの何とエキセントリックでドラマティックで、エキサイティングで感動的で、新しいことか!アレンジも素晴らしく、女性と言う範疇を超えていると思います。
性を超越した感覚と大きさがあると思います。






モデルは、なるべくスケールの大きな曲を聴いた方が良いと思います。
また、趣味の良いものは、もちろんの事、
時に悪趣味なものも、聞いてみたりすると、
ものに対するコダワリみたいなものがふかめられたり、
逆に、先入観念等が、ふっきれて、独特になって面白いと思います。
シンプル・イズ・ビューティフルと言う言葉が使われて、
久しいですが、TOO MUCHや
デコレーティブ・イズ・ソー・ビューティフル
ともいえますから、。 
なお、この独断的アルバム紹介は、上から下へ
古いものになっています。

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